オールデンのチャッカブーツ (Alden1339) のご紹介【コードバン#8の魅力に浸かる】



今回ご紹介するのは、ハワイでのショッピングの記事にも出ていたオールデンのチャッカブーツになります。

私のファーストオールデンであり、初のコードバンシューズでもあります。

オールデンとコードバンについて

オールデンについて

引用;http://www.aldenshoe.com/#&panel1-8

オールデンはアメリカを代表するシューメイカーであり、日本ではコードバンシューズの代名詞として有名です。

そのコードバンはアメリカホーウィン社の物を使用し、その中でも最高品質のものが供給されているというのは有名な話です。

また、オールデンは矯正靴を元にしたモデファイドラストをはじめとして、様々なラストを持つことも特徴的です。

それにより、同じ形でもラスト違いのモデルが非常に多く、様々な派生品があります。

さらにはアッパーにもレアカラーと呼ばれる希少なカラーコードバンを用いたモデルなど、コレクション欲が刺激されるブランドでもあります。笑

またコードバンのモデルだけでなく、通常のカーフやスエードに加え、ホーウィン社のお得意のクロムエクセルを用いたモデルもあり、非常に多岐に渡ったモデル展開をしています。

こんなオールデンですが、古くからアメトラの雄ブルックスブラザーズに靴を供給していることでも有名です。

そして、その過程で様々な名作が生まれており、両社の歴史はそのままアメリカ靴の歴史と言って過言ではありません。

ホーウィン社について

アメリカを代表するタンナーであり、世界最大の最高品質のコードバンタンナーとしても有名です。

(ホーウィン社と双璧をなす日本の新喜皮革の水染めコードバンの靴について⇒水染めコードバンの魅力【リーガルのロングウイングチップ WH515】)

ホーウィン社のコードバンはオイルをしっかりと染み込ませてあるため、深みのあるツヤが非常に美しいのが特徴です。

またそれ故に、ブルームと呼ばれる白い粉が浮いてくることがありますが、ブラッシングすることでまた滑らかな表面に戻ります。

(同社のもう一つの定番クロムエクセルについて⇒ウルヴァリンの1000マイルブーツとクロムエクセルレザーの魅力について)

 

コードバンとは

コードバンはカーフよりも2〜3倍も高いと言われる耐久性やキメが細かく深い光沢を持つことから、革のダイヤモンドとも呼ばれる素材です。

ダイヤモンド程ではないですがかなり貴重かつ高価な革であり、エキゾチックレザーを除くとその価値は最高峰に位置するものと思われます。

このコードバンは農耕馬の臀部のある僅か2mm程しかない、特殊なコードバン層を削り出すことで得られます。

コードバン層は農耕馬一頭から靴数足分程しか取れない上に、必ず存在してる訳でもないことから非常に貴重なものとなっています。

さらには農耕馬そのものも需要の問題から数が減ってきており、その価値はどんどん高まっていっています。

そんな魅力的なコードバンですが水には非常に弱く、最大の弱点といっても過言ではありません。

実はコードバンは普通のカーフと異なり、革の裏面用いており、スムースレザーというよりもスエードに近い表面になっています。

これを寝かしつけることで滑らかな表面を作り、コードバン特有の光沢を生んでいるのだそうです。

そのため、一度雨など水分が革表面に付着すると、この毛状の組織が起き上がり水ぶくれのような状態になってしまいます。

この水ぶくれは押しつぶすようにしてケアすることで直すことはできますが、このような特性から雨の日の使用はほぼ無理と考えて良いでしょう。


私の所有するオールデン チャッカブーツについて

基本情報

Model Deta
Brand:Alden
Model:Chukka Boots #8
Size:US8.0E

このチャッカブーツはハワイ旅行の記事でも書きましたが、ハワイの名店レザーソウルワイキキ店にて購入しています。

カラーはオールデンの代名詞でもある#8(ダークバーガンディー)で、ラストはオールデンの汎用ラストともいえるバリーラストです。

ソールはダブルレザーソールに、ストームウェルトと頑強な仕様ですがもちろん雨はご法度です。

ソールはつま先をビンテージスチールで補強しています。

(仕様は通常と同じですが、別注の刻印があります。)

チャッカブーツはポロ競技の後に履く靴として生まれた経緯もあり、カジュアルな中にもエレガントさを感じる靴であると思います。

しかし、このチャッカブーツはコバの出たバリーラストとコードバンの重厚なツヤから、非常に迫力のある男らしい面持ちとなっています。

また、甲まで縫い合わせのない1枚革のコードバンが使用されており、コードバンのエイジングを堪能できるという点も大きな魅力です。

サイズ感について

このレザーソウルにて、有名なブランノックデバイスで足のサイズを測定してもらい購入しています。

測定結果はバリーラストでUS8.5Dまたは8.0Eとのことでした。

普段ですときつめの8.0D付近の靴を慣らして履いていたので、これには驚きましたが、定員さんにはイギリス靴よりはゆったり履くこと推奨されて納得しました。

最終的に色々試着もしましたが、Eウィズは日本展開がないので記念ということで8.0Eにしました。

サイズ感ですが普段より幅を上げただけ緩く感じるかと思いましたが、特に違和感なく履くことができています。

さらにはコードバンは、カーフに比べて伸びない(伸びても元に戻る)ことも影響しているかもしれませんが、非常に快適な履き心地です。

このコードバンの特性は本当に気持ちがよく、足袋や靴下のように足を包み込むような独特の履き心地がします。

エイジングや作りに関して

これは有名な話ですがオールデンもホーウィンも作りは非常にアメリカンです。笑

革だけでも色ムラもありますし、裏まで染料が付いていたりします。

縫製がずれていたり接着剤はみ出ているものもありますがそれらを含めて、アメリカらしい独特な雰囲気となっています。

また、やはりコードバンの魅力は半端ではなく、その履き皺はため息ものです。

特にこのチャッカブーツやプレーントゥといった1枚革を用いたモデルは、新品よりも皺が入った方が美しく感じます。

最後に

この靴はまだまだエイジング途中ですが、すでにコードバンの魅力にハマりかけています。笑

これからもどんどん履き込んでコードバンの魅力を味わい尽くしたいと思います。

 

余談ですがレザーソウルではシューツリーも同時に購入しています。

オールデン純正と同じロチェスター製かつ、純正よりも10ドル程お買い得なのでおススメです($35でした)。

翌年またまたレザーソウルでオールデンを購入してしましました!⇒【Alden 563】オールデンのタッセルローファー【誕生とオールデンの飛躍】

コメント

  1. Hiropiipp より:

    いつも楽しく拝見させていただいています。ALDEN チャッカブーツの購入を考えていて試着などしましたが サイズ感がうまくつかめずにいます。8.5Dでは長い感じ 8Dではややきつめのジャスト もしかして試着していませんが 8Eが私のサイズかななど 考えています。拝見させていただき参考にさせていただいているのですが アドバイスをいただけたらな と思いメールさせていただきました。
    私の素足のさいずは 長さ25.5cm ワイズ25.0cm(親指小指周り)はば10cm です
    できれば足のサイズを教えていただければ幸いです。突然のメールで本当に失礼かと思い申しわけありません。どうぞよろしくお願いいたします。

    • tanqueray25 より:

      Hiropiipp様、ご丁寧にありがとうございます。同じように靴のサイズでお悩みの方にお会いできて、嬉しく思っております。

      さて、ご質問の内容についてですが、私の足の実寸は長さ25.5cm、ワイズ25.5cm、幅11cm強です。私の方が足幅が広く、甲が若干低いのかなといった形になるかと思います。

      また、本文ではやや緩めと記述しましたがチャッカブーツの形状からくる踵の浮きが原因であり、私にとっては8.0Eがジャストサイズのようです。
      ワイズがほぼ同じなHiropiipp様にも8.0Eを試着することをオススメしたいのですが、残念ながら日本ではEウィズの展開がほとんどないのが現状です(ラコタハウスで少しずつ展開を始めているようですが)。

      参考までにですが、Hiropiipp様は私よりも足幅は狭く甲は高くていらっしゃるようですので、8.0Dであっても慣らしていけば問題ないようにも感じます。
      判断基準としては、コードバン自体はあまり伸びませんので、幅がキツすぎる場合は厳しいと思います。
      一方で、インソールの沈み込みはありますので、感じておられるのが甲由来のキツさである場合は8.0Dでもある程度であれば解消されるかと思います。
      また、8.0Dが無理そうであっても8.5Dであればインソールを追加したり、シュータンの裏に革を貼ってサイズ調整を行うことが可能です。

      長々と書かせていただきましたが、好みや足の形の違いなどもあり中々断言することは難しそうです。
      靴のサイズ選びは本当に難しく、悩ましいかと思いますが少しでもお役に立てれば幸いです。

  2. Hiropiipp より:

    Dtanqueray25様
    ご連絡いただきまして本当にありがとうございます。
    とても参考になります。自分は靴下を何種類か持参しては試着させていただいたりして ラコタハウスのスタッフの方もきっと迷惑だったと思います。薄めの靴下から登山用のウールの靴下まで持参したものですから履き心地は全く分からなくなってしまいました。最後には9Dがいいですよ というお言葉までいただき 大変なお客に思えたと思います。
    ちなみに9Dは完全にゆるゆるでした。
    靴下の種類だけでこんなにも悩ませるかと思いました。なのでラコタハウスに置いてあるような靴下で靴サイズを決めようと思っています。Dtanqueray25様 今後もプログ楽しみに拝見させていただきます。ありがとうございました。

    • tanqueray25 より:

      Hiropiipp様
      お返事遅くなりまして申し訳ございません。頂いたコメントがなぜかスパムの判定待ちに分類されていました。
      ラコタハウスはアーチフィッテイング重視ということもあり、比較的大き目のサイズを提案する傾向にあるようですね。
      歩行の安定感などをとるならそれでも良いかもしれませんが、ハトメの少ないチャッカブーツでは逆効果な気がします。

      試着時の靴下は悩ましいですよね…。
      個人的な見解としては、その靴を合わせる服装に応じて靴下を変えることをお勧めします。
      チャッカブーツですとジャケパンからキレイ目カジュアルかと思いますので、
      ビジネス用の薄手~カジュアル用の中間厚の靴下でよいかと。

      ラコタハウスに置いてあるのもこれらに該当するかと思います。
      この度はコメントをありがとうございました。
      励みにしてのんびりと頑張っていきたいと思います。

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