【コスパ最強のアメリカ製ネルシャツ】BIG BILL/ビッグ・ビルのヘビーウェイトネルシャツのレビュー【サイズ感について&縮めてみた】

実は私自身ネルシャツがかなり好きで集めているのですが、今回はずっと気になっていたビッグビルのヘビーネルシャツを購入しましたのでご紹介させて頂きたいと思います。

現在普通に購入できるアメリカ製のネルシャツでは間違いなくコスパ最強なので、非常におススメの一枚となっています!

(今回の生地に使用したネルシャツの画像は洗濯&乾燥後のものであり、購入時はノンウォッシュで皺は入っておりませんでした。)

北米のワークウェアブランドであるBIG BILL/ビッグ・ビルとその大定番アイテムであるヘビーウェイト ワークシャツについて

本物のワークウェアを体現し続けるビッグビルと北米製にこだわるヘビーネルについて

ビッグビルはカナダ東部のケベック州にて1946年に創業したCODET/コデット社のワークウェアブランドです。

ビッグビルの製品は現在においても高品質で比較的低価格を実現しており、北米(アメリカとカナダ)において圧倒的なシェアを持つワークウェアブランドとなっています。

製品としては本国では様々なワークウェアを取り扱っているようですが、日本においてとりわけ有名なのが今回ご紹介するネルシャツになります。

このネルシャツ最大の特徴とも言えるのが多くのアメリカのワークウェアブランドがその生産拠点を海外へと移す中、現在においてもアメリカ製を貫いている点です。

(上の画像はネルシャツに付属していたタグになります。)

実はビッグビルも数年前にその生産拠点を中国へと移したそうですが、現在では再び完全に北米製(アメリカ製orカナダ製)へと切り替えを行っています。

生地はフランネル生地の生産においてはメッカ的な土地であるポルトガル製の9オンスのヘビーネルを用いており、その起毛は現在も人の手によって行われています。

生産が中国へと一旦移った際には、この生地についても中国製へと切り替わったそうですが北米製へと戻ると同時に従来のポルトガル製へと戻っておりそのこだわりを感じることが出来ます。

また、各部を見るとステッチの変更や袖ボタンの数を減らすなど、旧アメリカ製&中国製の頃からコストダウンが図られているようで企業努力を感じます。

これらの結果、ビッグ・ビルのネルシャルはこだわられた生地にアメリカ製という点にもかかわらず、一万円を下回る価格という破格のコストパフォーマンスを誇ります。

ただし、あくまでワークウェアとしてのネルシャツとして製造されており、縫製の雑さやゆがみなど大量生産品ならではの味わいのある個所があちこちに存在しています。

しかし、それによってビッグ・ビルのネルシャツには古着屋で見る往年のアメリカのネルシャツの雰囲気があり、現在の高品質なネルシャツとはまた違ったワークウェアとしての魅力も備わっています。



私の所有するBIG BILL/ビッグ・ビルのヘビーウェイト ワークシャツ(121 L/S 9oz Premium Brawny Flannel)のご紹介

基本情報

Model Deta
Brand:BIG BILL
Model:121 L/S 9oz Premium Brawny Flannel
Size:S
Color:RED/BLACK

私の購入したビッグビルのヘビーフランネルはアメリカ製のものであり、カラーもアメリカらしいチェック柄である赤黒のバッファローチェックのものを選択しています。
(生産国についてはカナダ製のものもあるようですが輸入時に選んでいるのか、見る限りは日本国内に入ってきているのはアメリカ製のものがほとんどのように感じます。)

シルエットやサイズ感については古着屋で見る昔ながらのアメリカのネルシャツといった形で、野暮ったさはありますがアメカジにはドストライクな印象です。
(後述の縮めた後のサイズ感についてになります。)

タグにはブランド名とMADE IN USAの文字がシンプルながらも誇らしげに書かれています。

また、9オンスにもなるヘビーフランネル生地については、洗う前からハリと厚みのある素晴しいものですが織り目が強く出た生地では無く、起毛感が強く柔らかな生地であり保温性も高くなっています。

ただし、その起毛感の強さからか毛抜けが酷く、数回洗濯をするまではインナーや一緒に洗濯した服に大量の繊維が付くこととなります。笑
(ここも含めて古き良きアメリカ製品です!きっと。)

ボタンの取り付けや縫製についても前述の通り、古き良きアメリカの大量生産品といった形でお世辞にも丁寧とは言えない印象です。

また、胸ポケット周りのスティッチがシングルになっていたり、袖のボタンが一つであったりと、古着や本格的なアメカジブランドのネルシャツと比較して簡素化されている部分はありますが、それを加味しても本物のワークウェアとしての独特な雰囲気のあるシャツであると思います。

そしてなによりもその価格であり、セールなどになると5000円を切る程のコストパフォーマンスを誇っており、品質や北米製であることも考えると正に破格のコスパです。

サイズ感(サイズ選び)について

ノンウォッシュ時の着用写真

171cm、65kgのやや筋肉質な体系で一番小さいSサイズを購入し、未洗いの状態では非常に大きく彼シャツ状態でした。

ワンウォッシュ後の着用写真

そのため、アメカジファンの間ではお馴染み?の洗濯&乾燥機による儀式を行い、縮めた状態で使用しております。

ネットでのショップの説明においても洗濯&乾燥によって縮めることを推奨しているのを何件か確認しており、購入時より個体差はあるようですが横で約4%、縦で約6%の縮みが出るようです。

この商品は数回洗濯することにより、購入時のサイズから若干縮みます。目安としては、横で約4%、縦で約6%程度です。ただし、洗濯や乾燥の仕方、商品の個体差等で差が出ますので、あくまで目安としてお考え下さい。

引用;https://item.rakuten.co.jp/jalana/bigbill-flannel-gnny/

実際に私の所有するビッグビルのネルシャツでは、縮める前後で以下のように変化しています。

なお、今回は最大限に縮めたかったためコインランドリーの業務用の乾燥機にて、高温モードで乾燥を行いました。

平置き実寸の変化について
着丈80cm⇒78.5cm
身幅55cm⇒53.5cm
袖丈63cm⇒61cm

前述の通り縮めた後でも着丈は長く、野暮ったい印象ですがアメカジ用としてはジャストサイズの範疇であると思います。

最後に

これまで述べてきたように、ビッグビルのヘビーネルシャツは現代において貴重となってきた低価格で高品質な本物のワークウェアです。
アメリカ製のネルシャツとしては最強レベルのコスパを持つ上に、ファッションアイテムにはない魅力も備わった非常におススメな一枚です。

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