CASIO/カシオのA159Wのレビュー|「日本製」チープカシオという矜持

その他

突然ではありますが、皆様は最近SNSで密かに話題となっていた「日本製チープカシオ」をご存知でしょうか?

恥ずかしながら私は今回のSNSでの書き込みにより、初めてその存在を知りました。

正直なところ、すでに時計はいくつか所有しているのですが、「ブログにアップロードして皆様にご紹介する」という大義名分を自分への言い訳にして、気づけば手に入れてしまっていました。
(カシオの旗艦工場で製造される日本製チプカシというストーリーがもう暴力です!)

それが今回ご紹介するCASIO/カシオのスタンダードライン、通称チープカシオ(チプカシ)の一つである「A159W」です。

CASIO/カシオのチープカシオと山形カシオのA159Wについて

CASIO/カシオの歩みと「チープカシオ」という文化について

引用;https://biz.yubisashi.com/logo_casio/

カシオこと計算機株式会社の歴史は、1957年に世界初の純電気式計算機を製品化したことから始まります。

その精密な計算技術を応用し、1974年に誕生したのがカシオ初の腕時計「カシオトロン」でした。

以来、G-SHOCKに代表される耐衝撃性能など、カシオは時計界に数々の革新をもたらしてきました。

そんなカシオのラインナップの中で、近年大きな注目を集めているのが通称「チープカシオ(チプカシ)」と呼ばれるスタンダードラインです。
数千円という驚異的な安さでありながら、時計としての正確さ、驚異的な電池寿命、そして無駄を削ぎ落とした機能美を兼ね備えています。
まさに、実用時計における一つの「完成形」と言っても過言ではありません。

チープカシオにはスティーブ・ジョブズ氏やオバマ元大統領をはじめとする多くの愛用者がおり、価格や作りだけでは判断できない魅力的なモデルが多数存在しています。

山形カシオと日本製チープカシオA159W:受け継がれる「日本製」の矜持

 

 

引用;https://ec-watch-shinkodo.com/?mode=f3&srsltid=AfmBOop-bnph8nGBW0_y6pTGaqkhrHzFBUx0cUrN3DIFuoWS5tNVtwQd

数多あるチープカシオの中で、この「A159W」は極めて特別な立ち位置にあります。

カシオには、山形県東根市に「山形カシオ」というマザーファクトリーが存在します。ここは、G-SHOCKの最高級ラインであるMR-Gや、高機能なプロトレックなどの生産を一手に担う、カシオの技術の結晶とも言える聖地です。

このA159Wは、1989年の登場以来、そのレトロで普遍的なデザインを守り続け、デジタル時計のチープカシオの定番モデルの一つとして愛されてきました。

そして、驚くべきは、他の多くのモデルが海外生産へと移行する中で、このモデルは今なお山形カシオのラインで「MADE IN JAPAN(日本製)」として作り続けられている点です。

安価なモデルであっても国内生産の品質と誇りを忘れない。そんなカシオの意地ともいえる姿勢が詰まったモデルであるA159Wは、それだけで特別な一本と言えると思います。

私の所有するCASIO/カシオ A159W-N1JFのご紹介

基本情報

Model Deta
Brand:CASIO STANDARD
Model:A159W-N1JF
Caribre:QUARTZ

デザインは、チープカシオ定番の薄型のスクエアモデルであり、駆動方式は当然ながクオーツ(電池寿命 約7年)となります。

外装の仕様としては本体(ベゼル)がクロームメッキ加工が施された樹脂、ベルトはステンレス製となっています(裏蓋はステンレス製)。

サイズとしては、ケース径が36.8 mm×33.2mm、厚さ 8.2 mm、重さ44gと非常にミニマルなサイズ感となっています。

機能としては他の多くのチープカシオと同様であり日常生活用防水、ストップウオッチ、時刻アラーム、オートカレンダーを搭載しています。

そして、実際に手にして感じるのは、驚くほどの「軽さ」と「質感のバランス」です。
樹脂製のケースにメタルバンドという組み合わせは、一見アンバランスに思えるかもしれませんが、これが絶妙なレトロ感を演出しています。
また、薄い本体と三連風のメタルバンドからミニマルなドレス感もあり、汎用性といった面でも非常に高いものがあると感じています。
そして、その質感も必要十分程度かと思っていましたが、実際に手に取ってみると予想を超える仕上げの綺麗さからかドレッシーさすらも感じます。
(この仕様でオールステンレスモデルが欲しい!)
ベルトの質感は予想以上に高く、着用してみると良い意味でアクセサリー感があります。

比較レビュー:F-84W vs A159W |チプカシの大定番との比較


私はもう一つ、チープカシオの代表格である「F-84W」も所有していますが、このA159Wには明確な優位性がいくつか存在します。

(もちろんF-84Wにも機能美や軽快さなど優位性があります。)

1. シーンを選ばない汎用性

F-84Wが樹脂バンドのスポーティーでカジュアルな印象が強いのに対し、A159Wはステンレス製の三連風バンドを採用しています。

これにより、カジュアルな服装にアクセントを加えてくれるのはもちろん、ジャケットスタイルや少し綺麗目な格好にも馴染みそうです。

2. 「MADE IN JAPAN」の刻印がもたらす満足感

何よりの大きな違いは、文字盤と裏蓋に刻まれた「JAPAN」の文字です。

ふとした瞬間に目に入るこの刻印は、山形カシオで丁寧に作られた証であり、所有者にとって大きな満足感をもたらしてくれます。

3. 耐久性と調整のしやすさ
樹脂バンドはどうしても経年による劣化が避けられませんが、A159Wのメタルバンドはその心配がありません。

また、スライド式の中留を採用しているため、工具なしで簡単にサイズ調整ができる点も、非常に嬉しい仕様です。

外観がよく似たモデルであるA158WやA168Wとの違いについて

A158W
引用;https://item.rakuten.co.jp/telaffy/a158wa-1jh/

このA159Wを検討する際、必ずと言っていいほど比較対象に上がるのが、A158WやA168Wといった海外性のメタルバンドのモデルの存在です。

まず、見た目が非常に似ている「A158W」ですが、こちらは主に海外生産モデルであり、バンドの構造がカジュアルな仕様となっています。

一方で、バックライトがより強力な「A168W」は、夜間の視認性においてアドバンテージがありますが、その分ケースに厚みが増し、チプカシらしいスリムさが少し失われてしまいます。

どのモデルを選んでも間違いはないと思いますが、個人的には価格差を考えても「日本製」というだけでA159Wを選ぶ価値があると思ってしまいます。

(日本製A150Wは2026年6月時点で5000円以下です!)

最後に

ブログ執筆を言い訳にして手に入れたA159Wでしたが、予想通りとても満足のいく買い物となりました。

何十年も変わらないスタイル、そして今なお山形の地で生産されているというストーリー。

そして、それを気負わずに日常で使い倒すことができるという贅沢を強く実感しています。

中々壊れない一本ですが、ガシガシと使い倒して再購入するその時まで、カシオにはこのA159Wをいつまでも日本で製造し続けてほしいと思います。

このモデルがおすすめであることは大前提に、このモデルを守るためにも皆さんにも買い支えていただきたい、そんな思いになる素晴らしい逸品です。

→アフィリエイト目的にもなってしまいますが、ひっそりとAmazonのリンクを貼らせていただきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました