JABEZ CLIFF/ジャベツクリフのスティラップレザーベルトのレビュー【超オススメのベルト】

腕時計・アクセサリー

今回は私が5年以上愛用しているとても頑丈なベルトをご紹介したいと思います!

それは、イギリスの老舗馬具メーカーであるJABEZ CLIFF/ジャベツクリフのスティラップレザーベルトです。

イギリスの老舗馬具メーカーであるJABEZ CLIFF/ジャベツクリフとその傑作スティラップレザーベルトについて

ロイヤルワラントも所有するJABEZ CLIFF/ジャベツクリフとその定番アイテムであるスティラップレザーベルトとは

引用;https://www.bless-life.com/store/html/products/list?category_id=235

ジャベツクリフは1793年にイギリスで創業した老舗馬具メーカーであり、200年以上にも渡り熟練の職人達が伝統を守りながら高品質な製品を作り続けています。

その品質の高さはオリンピックにおける馬術競技のイギリス代表への馬具の提供や、エリザベス女王より英国王室御用達(ロイヤル・ワラント)を授与されていることからも窺い知ることが出来ます。

引用;Amazon

そして、このジャベツクリフの馬具以外の定番商品が、今回ご紹介するスティラップレザーベルトになります。

スティラップとは馬具における鎧(あぶみ)のことであり、この鎧を鞍と繋ぐために使用されたレザーをそのままベルトとして使用していることからこの名前がついています。

(上の画像の【HERE!】部分になります。)

その最大の特徴は厚さ4.5mmもの分厚いブライドルレザーを贅沢に使用していることであり、10年以上の使用にも耐える非常に高い耐久性を誇ります。

ブライドルレザーはイギリスで伝統的な馬具に用いられている革であり、耐久性を高めるために牛革に特殊なロウやオイルを染み込ませて作られます。

この染み込んだロウ成分が表面に浮き「ブルーム」と呼ばれる白い層が出来ることでも知られています。

また、よく磨いて使い込むことで独特な艶を持ったエイジングをすることからファッションアイテムとしても非常に人気がある革となっています。

また、ベルト穴の横にはスティラップレザーとしての名残りである数字が刻印されており、デザイン上のアクセントとなっています。

この数字は鞍と鎧の高さを合わせる際に使うものであり、馬具メーカーが本物のスティラップレザーを使っている証であるとも言えます。

そして、バックルはイギリスの革製品らしく金色の真鍮が用いられており、初めは艶がありますが徐々にアンティーク調のくすんだ風合いへと変化していきます。

また、ベルトの太さとしては何種類かラインナップされていますが28mmという細めのものが定番であり、革の厚さからカジュアルながらも英国調のシックさを感じる独特なオーラがあります。

さらには、このジャベツクリフのベルトはイギリス製でこれだけの品質を持ちながらも、一万円台で購入が可能であり、コストパフォーマンス面においても非常に優れたアイテムとなっています。

ジャベツクリフのベルトはこのような魅力的から多くの人に愛されてきましたが、2014年に経営難からジャベツクリフは倒産してしまいます。

しかし、翌年2015年に同じイギリスのベルトメーカーのマーティンフェンジーの援助を受けることでジャベツクリフは操業を再開することができ、現在に至ります。

また、この騒動の際にジャベツクリフの職人達が独立して立ち上げたのがREAL HARNESS/リアルハーネスというブランドであり、こちらのスティラップレザーベルトもジャベツクリフのものと並んで高い評価を得ています。

(使用は両ブランド共に大差はなく、刻印や革の質感などに微妙な違いがあるようです。)



私の所有するジャベツクリフのスティラップレザーベルトのご紹介

基本情報

Model Deta
Brand:JABEZ CLIFF
Model:STIRRUP LEATHER BELT 28mm
Color:CHESTNUT
Size:32 in

私の所有するジャベツクリフのベルトは28mmのダークブラウン(チェスナット)のモデルで、2014年前後に購入してからは所有する唯一の茶系ベルトとしてハードに使用してきました。

その耐久性は流石の一言で、体型に沿った形で湾曲はしていますがベルト穴やベルト本体が変に歪んだり、裂ける様子はなくまだまだ長く使用できそうな様子です。

本当はベルトの裏にはジャベツクリフのロゴとMADE IN ENGLANDの刻印があったはずなのですが、ジーンズの色移りなどで消えてしまっていました。

革そのものもブライドルレザーの硬さから独特の皺が入っていますが、その頑丈さは全く陰りが見えません。

(このベルトを初めて通した際には硬すぎて、曲げて良い物なのかと悪戦苦闘した思い出があります。笑)

また、服装への合わせやすさも一級品であり、大きな主張はしませんがカジュアルな服装を品よくクラシックにまとめてくれる印象です。

一方、真鍮のバックルが金色のためスーツやモード系の服装に合わせるのは難しいですが、カントリー調のジャケパンならば合わせることが出来る懐の深さも持ち合わせています。

余談ですがベルト通し(遊革/さるかわ)が簡単に抜けるので、稀に部屋で落として捜索する羽目になることがあります。笑

サイズ感(サイズ選び)について

171cm、65kgのやや筋肉質な体系、ボトムスのウエストは30インチまたは31インチの私が32インチを選び、真ん中のベルト穴で留めて丁度良いサイズ感となっています。

(写真のジーンズはウエスト30インチです。)

また、夏にTシャツを一枚で着るなど、ボトムスにトップスを一枚もタックインしない場合はもう一つ奥のベルト穴を使ってジャストとなります。

購入当初は穴一つ分程キツく真ん中のベルト穴はやや頑張って留めるような形でしたが、使用を重ねることでベルトが伸びて現在の長さで安定しているような形です。

恐らくかかっているテンションに応じて結構伸びると思うので、試着時に理想の長さよりベルト穴一個弱短いくらいのサイズ感がベストであると感じます。

(個人の見解になります。)

最後に

今回ご紹介したジャベツクリフのスティラップレザーベルトはイギリスの革製品らしく非常に高い耐久性を持つ一本であり、10年以上愛することのできる素晴らしいベルトであると思います。

また、前述の通り1万円に以内で購入することが出来るので頑丈さも考えれば、非常にコストパフォーマンスが高いベルトにもなります。

価格帯的にもプレゼントや自分へのご褒美としても丁度良いかと思いますので、在庫を見掛けたら一本は確保することをおすすめします!

 

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