【その①】ロレックスのサブマリーナデイト(Rolex Ref.116610LN)のご紹介【その歴史について】

腕時計・アクセサリー


以前のセイコーダイバーSUMOの記事でも触れていましたが、私がメインで使用している時計が修理から戻ってきました。

その時計とはタイトルにもある通り王道中の王道、ロレックスのサブマリーナデイトになります。

この時計は、婚約指輪のお返しという形で妻から送られたものであり、私の所有するものの中でも特に思い入れのあるアイテムになります。

お盆も過ぎ夏も終わろうとしている今ですが、夏という季節が似合う時計であると思いますので今回ご紹介させて頂きたいと思います。

ロレックスの歴史とダイバーズウォッチの王道サブマリーナデイトについて

実用時計の到達点であるロレックスの歴史と三大発明について

ロレックスは時計メーカーとしては比較的歴史は浅く、1905年ロンドンに設立された時計専門商社である「ウイルスドルフ&デイビス社」がその原型となります。

その創業者であるウイルスドルフ氏は、当時懐中時計が主流の時代であったにもかかわらず腕時計の需要が高まることを予見し、実用的な腕時計の開発に着手します。

実用的な腕時計に高い精度と気密性が必要であると考えたウイルスドルフ氏は、まずは高性能なムーブメントを開発するスイスの「エドラー社」と契約を結びます。

また、業務の効率化のため1907年にはスイスに事務所を開設し、翌年1908年に時計ブランドとして「ロレックス(Rolex)」という名称を商標登録します。

その後もロレックスは時計の精度向上に力を注ぎ、キュー天文台を始めとする様々な検定において精度A級認定を受けるなど、その技術力を確固たるものとしていきます。

そして、ロレックスは1910年にスイスクロノメーター歩度公認検定局より、腕時計として初めてのクロノメーター認定を受けます。



次に、ウイルスドルフ氏は気密性の高い時計ケースの搭載に着手し、1926年に金属の塊をくり抜いたケースにムーブメントを入れ、裏蓋をすることで防水性を高める「オイスターケース」の開発に成功します。

このオイスターケースは、1927年のグランツ氏のドーバー海峡の横断時に着用され、その防水性は世間に驚きを持って知られることとなりました。

しかし、このオイスタケースではリューズをケース内に締め込むことでムーブメントの水没を防いでおり、リューズを締め忘れと防水性が皆無になってしまうという弱点を抱えていました。

(写真は私の所有するサブマリーナデイトでリューズを引き出した状態です。防水のためのOリングが確認できるかと思います。)

特に、当時の時計に搭載されるムーブメントは手巻き式であり、ゼンマイの巻き上げの度にリューズを引き出す必要があったため、水没のリスクも高くなっていました。。

そこで、ウイルスドルフ氏は更なる防水性の向上のため、自動巻きのムーブメントの開発に着手し、1931年には腕時計初の自動巻き機構である「パーペチュアル」機構を開発します。

このパーペチュアル機構の開発はゼンマイの巻き上げの手間と浸水のリスクを減少させ、ロレックスの時計は更なる信頼性を獲得することとなります。

その後もロレックスは実用的な時計の開発を進めていき、創業40年となる1945年には「デイトジャスト」と呼ばれる日付表示機能を開発します。

このデイトジャスト機構では、午前0時付近で自動的に日付が切り替わるようになっており、1955年にはその日付切り替えが瞬時に行われるように改良が加えられます。

ここまでに述べてきた「オイスターケース」「パーペチュアル」「デイトジャスト」の発明は「ロレックス三大発明」と呼ばれ、ロレックスの技術力とブランド力を象徴するものとして広く知られています。

その後、1950年代になるとロレックスは通常の時計としての機能に加え、様々な環境で使用が可能な時計の開発を進めていきます。

その過程で「エクスプローラーⅠ」「サブマリーナ」「GMTマスター」「コスモグラフデイトナ」など、現在にも受け継がれる名作モデルが次々と誕生します。

そして、これらの時計の信頼性と機能性は一般の消費者の憧れにも繋がり、現在ではロレックスの知名度とブランド力は世界でも類を見ないものとなっています。



ダイバーズウォッチの代名詞サブマリーナ歴史と魅力について

初代サブマリーナはロレックスがプロフェッショナル向けの時計を開発していく中で、プロダイバーへ向けた時計として開発されます。

当時求められたのは、高い水圧に耐えられる防水性能と潜水時に酸素ボンベの残量を把握するための潜水時間を測定する機能でした。

ロレックスはこの要求に、改良したオイスターケースによる100m防水と潜水時間測定のための回転式ベゼルの搭載という形で応えます。

このようにして誕生したのが初代サブマリーナであり、1953年のバーゼルフェアで発表されるとともに大きな注目と評価を得ることとなります。

特にハリウッドスターを初めとする海外セレブに愛用者が多く、タフな男の時計としての印象とともにサブマリーナの知名度は一気に高まっていきます。

映画「007ゴールドフィンガー」より

引用;https://james-bond007.jimdo.com/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BA-%E3%83%9C%E3%83%B3%E3%83%89%E3%81%AE%E8%85%95%E6%99%82%E8%A8%88-rolex/

特に有名なのが、上の画像にある初代ジェームズ・ボンドがサブマリーナを愛用するシーンかと思います。

そして、サブマリーナはロレックスの定番時計としての地位を確固たるものとし、1965年には日付表示付のサブマリーナデイトが発表されます。

サブマリーナデイトの発売以後は、日付表示の有るモデル(デイト)とないモデル(ノンデイト)が同時に展開されていくことになります。

その後も、サブマリーナはモデルチェンジを繰り返すごとに各部素材やムーブメントの変更など様々な改良がなされ、現在まで生産され続けています。

しかし、開発当初よりそのデザインや大きさなどはほぼ変化がなく、現在でもダイバーズウォッチの代名詞、そしてベンチマークとして世界中から愛される時計となっています。

また、ロレックスの多くのスポーツモデルに当てはまることですが、サブマリーナは特にアンティーク市場が活発であり、様々な逸話のあるモデルが存在しています。

このような点もサブマリーナが魅力であり、普遍的なスタンダードアイテムとしてロレックスの時計の中でも常に人気上位のモデルとなっています。

後編へ

今回はロレックスとサブマリーナについて熱く語りすぎたため、前後編に分けてみたいと思います。

後編では私のサブマリーナデイトのご紹介と使用感などについて述べていますので、ご覧になっていただければ幸いです。

後編はこちら

↓↓

私の所有するサブマリーナデイト(Ref.116610LN)のご紹介



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