今回ご紹介するのは、我が家のカジュアルバッグの殿堂入となっているブレディの鞄です。
街中でもちらほらと見かけるこの鞄ですが、その魅力について語ってみたいと思います。
ブレディの鞄とその定番アリエルトラウトについて
ブレディの鞄とこだわりの素材について
ブレディはイギリスでハンティングやフィッシング用の鞄を製造するメーカーとして発展しました。
そして、アメリカ進出により非常に高い評価を得ることに成功し、アウトドアバッグメーカーとしての地位を確固たるものにします。
その製品はアウトドアユースを前提に作られているために、機能性と耐久性に非常に優れています。
元はレザーバッグが有名なブランドであったようですが、現在は防水加工を施したキャンバス生地と要所にレザーと真鍮を組み合わせた鞄が主になっています。
現在日本で流通しているブレディの鞄は多岐に渡りますが、上記の素材使いのものがほとんどになります。
そしてその素材ひとつひとつが非常にこだわられており、所有欲を高めてくれます。
メイン素材となるキャンバス生地はイタリアのリモンタ社のキャンバス生地の間に、ポリウレタンを挟んだ3層構造になっています。
また、前述の通りこのキャンバス生地自体に防水加工が施されており、鞄全体に防水・防泥力があります。
ポケットの縁取りとフラップ部分はイギリス製品お得意のブライドルレザーを用いており、耐久性を高めています。
そして、フラップ部分などに用いられている真鍮も、全て馬具に用いられる高耐久なものが使用されています。
さらにはストラップ部分はコットン100%でありながら、ミルスペック仕様の耐久性というこだわりようです。
これらの特徴を持つブレディの鞄ですが、なによりも特筆すべきは全ての商品がイギリス製であると言う点だと思います。
フラップのトリミング部分は未だに手縫いが施されており、イギリスのクラフトマンシップと温かみを感じる要素になっています。
ブレディの定番アリエルトラウトについて
現在ブレディは様々な形のバッグを製造していますが、大定番と呼べるモデルがこのアリエルトラウト(ARIEL TROUT)です。
アリエルトラウトはフライフィッシング用のバッグとして作られており、収納(荷室)箇所は大きいものが1つと小さいものが2つとシンプルな作りになっています。
そのデザインは英国カントリーをイメージさせるもので、カジュアル中にも上品な印象です。
そんなアリエルトラウトですが、男性向けのラージと女性向けのスモールと2つのサイズが選べるのも素晴らしい点かと思います。
(スモールはそのまま釣りをする女性向けに作られれておりその歴史も非常に長いものとなっています。)
余談ですが、並行品の一部ではゴム引きのライナーを取り付けることができ、水に濡れたものを入れても鞄内部が濡れないようにできるみたいです。
日本の正規品ではライナー用のスナップがないので、アウトドアユースを考える方はこちらの仕様を探されてはいかがでしょうか?
我が家のブレディのバッグのご紹介
最初に殿堂入と言っただけあり、我が家にはブレディが3つもあります。笑
画像の通りですが、順番にご紹介していきたいと思います。
アリエルトラウト・ラージ
まずは私のカジュアル使いのメインである、アリエルトラウトのラージです。
容量も大きく、非常に使い勝手がいい鞄です。
特に外側の小さい荷室が、文庫本や携帯電話を入れるのにちょうど良いサイズなので重宝します。
しかし、大きい荷室には様々なものが入る一方で、物が散乱しがちになるのでオーガナイザーの使用をお勧めします。
また、作りの良さからか重さを多少感じますので、同じ側に掛け続けると肩凝りの元になるので注意して下さい。笑
アリエルトラウト・スモール
次にご紹介するのは、妻が愛用しているアリエルトラウトのスモールです。
こちらは我が家で1番古いブレディで、6年ほど使用しています。
かなりハードに使っているようでキャンバス生地に擦り切れが見られますが、逆にそれが良い風合いになってきています。
また、レザーの部分を少し濃いめのシュークリームで手入れを行なうことで、通常よりもワントーン程濃い色になっています。
このように、ブレディの鞄は経年変化を楽しみながら、末永く愛用できる逸品であることが分かると思います。
ショルダーポシェットのケント
最後にご紹介するのは私がベビーユースしている、ケント(kent)とというショルダーポシェット型のモデルです。
このモデルは荷室が1つのみですが、ちょうど二つ折の財布と携帯電話が入るサイズ感であり、手荷物を少なくしたい時に重宝します。
ナイロン製でないショルダーバッグや落ち着いたデザインのショルダーバッグを探している方にも、非常にオススメです。
最後に
ブレディの鞄は作りの良さだけではなく、モデルの豊富さやその愛らしいデザインなど様々な魅力を備えています。
そして、どのモデルも上品さも感じるデザインとなっており、年齢を重ねてからも使用できる一生物に相応しい逸品であると思います。
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