前回の記事から約半年ぶりの投稿となりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
私は10月に第一子となる男の子が誕生したこともあり、忙しくも楽しい日々を過ごしておりました。
これからまた少しずつ投稿を再開していきたいと思っておりますので、よろしければお付き合い頂けると大変嬉しく思います。
そして、今回は育児には両手が空いた方が良いということで、新たにバックパックを購入しましたのご紹介させて頂きたいと思います。
それは、バックパックの大定番ブランドであるグレゴリーの名品デイパックです。
バックパックの大定番ブランドであるGREGORY/グレゴリーとその代名詞DAY PACK/デイパックについて
バックパック界のロールスロイスとまで呼ばれるグレゴリーのバックパックとその歴史について
引用;https://nagoya.parco.jp/shopnews/?id=41323
グレゴリーの創業者であるウェイン・グレゴリーは、14歳の時にボーイスカウトの取り組みにより初めてバックパックを製作します。
彼の製作したバックパックの完成度が非常に高く、カリフォルニア州のアウトドアショップであるアドベンチャー16のオーナーの目に留まることとなりました。
そして、その才能を見出されたウェインはアドベンチャー16にて働くこととなり、数年間様々な経験を積みます。
その後、ウェインは22歳になると妻と共に、大型のフレームを採用した新たなバックパックの開発・販売を目指しサンバード社を設立します。
サンバード社ではエスターナルフレームパックと呼ばれる新たなデザインと機能を持つバックを作製しますが1977年には同社を解散し、その後はフリーのデザイナーとして活動をします。
そして、彼はデザイナーとして様々な経験を積む中でバックパックへの作製意欲を再確認することなり、1977年にサンディエゴにバックパック専門の会社であるグレゴリー・マウンテン・プロダクツ社を設立します。
また、グレゴリーの設立時に開発・販売された「DAY PACK/デイパック」はその機能性とデザイン性の高さから大ヒットとなります。
同社の製品はこのデイパックから変わらず機能性とデザイン性が両立されており、現在ではバックパックの代名詞となる程のブランドとなっています。
そんなグレゴリーのバックパックは「バックは背負うものではなく、着るものだ」という同社のキャッチコピーにもあるように、バックそのものが体に完全にフィットし身体全体で支えているような感覚と言われます。
そして、その素晴らしい背負い心地からグレゴリーのバックパックは、ファンから「バックバック界のロールス・ロイス」とも称される程となっています。
このバックパックの背負い心地に対する姿勢は、ブランド創業当初から現在に至るまで変わることなく多くのファンを魅了し続けています。
グレゴリーのバックパックの代名詞DAY PACK/デイパックについて
DAY PACK/デイパックは先述のようにグレゴリーの設立時1977年にクライミング用として開発・発売された、同社の代名詞ともなっている大定番バックパックです。
デイパックの名の通りその容量は一日分の荷物を入れるのに丁度良い26Lであり、日帰り〜一泊に適したサイズ感となっています。
外観的な特徴としてはクラシックなティアドロップ形状に、斜めに切られた大きなジッパー付フロントポケットといったシンプルながら大胆な仕様となっています。
特に、メインコンパートメントとフロントポケットのジッパーに付けられた革製の持ち手は一目で分かるデイパックの特徴であり、グレゴリーのバックパックの象徴的なデザインとなっています。
また、機能面としてもこれらの持ち手と大きなフロントポケットから、背負ったままでの荷物へのアクセスが容易な点が大きな特徴となっています。
メインコンパートメントについても外周ほとんどが開口することが出来るため、非常に使い勝手がよくなっています。
また、ボディのナイロンも分厚く、ジッパーには耐久性に優れたYKK#10ジッパーが採用されており、利便性に加え耐久性にも配慮がなされた作りとなっています。
全体の容量としては一日分の荷物が入れるのに丁度良い26Lとなっており、日帰り〜一泊に適したサイズ感となっています。
さらには、背面部にスリーブポケットが配されており、ノートPCやタブレット、書類などを収納することが可能です。
一方、前面部にはキーフック付きの小さなジッパー付きのポケットが配されており、スマホやPCの充電器や鍵を入れるのに適した仕様となっています。
しかしながら、デイパック最大の特徴はその背負い心地にあり、特に人体に沿うようカーブしたショルダーストラップにはクッション性の高いEVAが封入されており、長時間の仕様にでも疲れない設計となっています。
また、背中が当たるバックパックの背面部にも柔らかい芯材が配されており、背負い心地に妥協のない作りとなっています。
1日半分の荷物が想定されたデイアンドハーフ(33L)
引用;https://www.gregory.jp/item/detail/DAYANDAHALFPACK_A93_1/
コンパクトなシルエットのオールデイ(22L)
引用;https://www.gregory.jp/item/detail/ALLDAYV21_F68_1/
また、現在デイパックはグレゴリーにおけるクラシックシリーズに分類されており、同クラシックシリーズには「デイ&ハーフ」や「オールデイ」など容量別に選べる名作が揃っています。
さらにはデイパックとほぼ同デザインで容量のみ16Lと小さくなった「ファインデイ」は、街での使用や小柄な女性にもおすすめなバックパックとなっています。
私の所有するGREGORY/グレゴリーのDAY PACK/デイパックのご紹介
基本情報
Brand:GREGORY
Model:DAY PACK
Capacity:26L
Weight:645g
Size:W45.5×H39×D17cm
私が今回購入したのはナイロン素材のブラックカラーのモデルであり、デイバックにおける定番中の定番の仕様であると思います。
また、デイパックにはブラックの他に90年代に人気を博した「ラスト」や「チャコール」といった定番が存在しており、アメカジに合わせる場合はこれらも有力な候補となってくるかと思います。
私も今回は珍しくこれらのカラーで最後まで迷いましたが、現在他にバックパックを所有していなかったこともあり無難とも言えるブラックを選択しました。
実際に合わせてみるとレザーの引手があることで程よくカジュアル感があり、ブラックカラーと言ってもアメカジからキレイ目まで広い着こなしに合わせられる印象です。
また、ボディはかなり厚手のナイロンであり、使い込んでいくことで引手のレザーと共に良いエイジングをしてくれそうな点も魅力的です。
使用感&背負い心地について
まず、収納量に関してはその名の通り一日の外出に丁度良いものとなっており、上記にあるような充実したポケット類も非常に使い心地が良いものとなっています。
また、育児など手の塞がりがちな状況にあっても大きな引手と大きな開口により、荷物の出し入れがしやすいという面も非常に評価が高いポイントです。
そして、その背負い心地は前評判以上であり、背負った時点から高いフィット感とバックパックが体に沿うことで重さが分散していることを感じられます。
その恩恵は特に長時間の使用で顕著であり、疲労感の少なさはもちろんショルダーストラップのあたる部分が痛くなったりすることもありませんでした。
最後に
今回ご紹介したグレゴリーのデイパックはグレゴリーのみならず、バックパック界のアイコン的存在です。
そして、実際手に取ってみるとシンプルでアイコニックなデザイン、使い勝手にこだわった仕様、普段使いに丁度良い容量など名作に相応しい魅力に溢れています。
個人的にはバックパックを購入することを検討するならば、まず候補に挙げて頂きたいと強く感じられる素晴らしい一品です!
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